FAXの送信用紙・受信用紙
通常、ファクシミリを送信、受信する際に必要なのが、FAX用紙。
大きく分けて、感熱紙と普通のコピー用紙型のファックスがありますが、それぞれの利点と難点をご紹介します。
保存に向かないもののコストと作業性に優れたFAX用紙の感熱紙
感熱紙とは、常温ではほぼ無色で、熱に反応して発色する物資を印刷面に塗布した用紙をいいます。
プリンタヘッドが感熱紙をなぞる際に適宜熱を加えていくことで、加熱された箇所が黒くなり印字として浮かび上がる仕組みです。
一般的に熱転写型のサーマルプリンタは、モノクロ印刷であればインクジェット方式などに比べて機構が簡素でコストやメンテナンス製に優れますが、感熱紙専用である場合、インク類を供給する必要が一切なく更にコンパクトになります。
また感熱紙は、インクリボンやトナーをを使う方式に比べてランニングコストにも優れ、用紙交換だけで補給作業も済むため、継続的に印刷する必要のあるレシート類で多く利用されています。
一方で、感熱紙のデメリットは保存性の悪さにあります。熱に反応する原理上、軽く擦っただけでも摩擦熱で発色してしまいますし、経年劣化や湿度で印字が薄くなって読めなくなることもしばしばあります。
前述のように感熱紙はレシート類に多く使われますが、長期保存に向かないことに留意し、必要があればコピーを取っておくなどの対応をしなければなりません。
かつて、文書作成に用いる機材の主流がワープロ専用機だったころは、インクリボンを用いるサーマルプリンタを内蔵するものがほとんどでした。
しかし当時はインクリボンが高価で、日常的な印刷に耐えうるるコストではなかったため、感熱紙の使用が多く見かけられました。
サーマルプリンタは特に改造などせず感熱紙を流用できるため、ためし刷りや一時的な印刷に感熱紙を用いたり、また、保存用であっても一度感熱紙に印刷してからコピーをとったほうが安く済むようなこともありました。
一時期は家庭用としても大きな需要があった感熱紙ですが、ワープロ専用機の衰退およびPCの台頭にしたがって、カラー印刷に向かないサーマルプリンタの需要が薄れ、同時に感熱紙も使われなくなっていきます。
現在ではFAX用紙でも感熱紙専用タイプは少なくなり、インクやトナーを用いて普通紙に印刷する方式が主流になっています。
FAXによる通信は保存を目的としたものであることが多いため、保管に向かない感熱紙が好まれないことや、以前よりもインク類のコストが下がっていることが理由として挙げられます。
今売られている感熱紙は主にFAX用であるため、ロールタイプが多いです。A4幅30メートルで500~1000円ほどになり、インクを用いるよりも安くなるでしょう。コストを優先する場合は現状でも依然として有利です。
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