jFAXを手軽に使ってオフィスのクラウド化に役立つ
業務を円滑に行うために役立つインターネットFAXとして手軽に利用しやすいjFAXは、Eメール送受信を行う感覚で利用しやすいサービスとして知られています。
毎月利用するFAX送受信量がある程度の範囲内に収まるならば、バランス良く手軽に使えるFAXとして手頃です。
では、jFAXならではの特徴はどこにあるのでしょうか。
Eメール感覚で使えるjFAX
インターネットFAXを使ってみたいけれども難しい操作は苦手と考えているならば、Eメール感覚で使えるjFAXが手軽です。
なぜなら、FAX送受信内容をEメールで管理しやすいからです。
FAX番号を相手に教えておくだけで、自動的に受信したFAXのデータ化が行われるからこそ、必要な分だけプリントアウトして紙媒体へ出力できます。
既存のFAXにありがちな紙切れという心配がなく、瞬間停電によるFAXデータロスの心配もありません。
jFax の初期費用、月額料金、送信・受信の料金はどれくらい?
jFAXは会員制インターネットFAXサービスとなっていて、初期登録手数料1,100円が必要となります。
月額料金は1,089円/月ですが、年払いなら12,980円と割引料金です。
jFAXの送信料金は毎月50枚まで送信無料・追加は1枚あたり11円となっていて、受信料金は100枚まで無料・追加は1枚あたり11円となります。
毎日2枚送信4枚受信程度の利用量ならば、月額料金の範囲内で賄える可能性が高いです。
そして、無料送受信の範囲を超えた場合には、クレジットカード決済には1,100円分のデポジットを一旦決済して順次使用する方法で精算されます。
jFAXなら東京03番号も選べる
インターネットFAXは020番号に加えて050番号が使われるようになりましたが、jFAXでは050番号に加えて東京03局番の電話番号も使用可能です。
既存の電話番号を引き継ぐことは出来ませんが、名刺へ記載するために東京03発番が欲しいといったニーズに合っています。
jFAXでFAX送信を行う際の手順と注意点について
宛先に国番号+送信先のFAX番号@jfaxsend.comとしてPDFデータを添付してメール送信すると、jFAXのセンター側でFAX文書データとして相手先へ送信します。
国際FAX送信も行えることから、一律で国番号から相手先のFAX番号を指定する必要があるわけです。
日本の国番号は81ですから、市外局番の最初にある0を削除して送信先FAX番号を入力します。
例えば、03-3234-5678番へFAXしたい時には、8132345678@jfaxsend.comへFAXしたい文書とデータを添付して送信するだけで相手先へFAXが送られます。
また、一度に同時送信可能なFAX数はjFAXへ登録済みのFAX番号に限り、最大50宛先まで可能です。
しかし、迷惑行為とみなされてしまう可能性があるので、短時間にFAXを集中的に送らないようにしましょう。
jFAXでFAXを受信する方法について
jFAXでFAX受信をする際には、事前に会員メニューへログインしてFAXデータ転送先Eメールアドレス設定をしましょう。
なぜなら、登録されているjFAX番号へ受信した文書があると、自動的に登録しているメールアドレスへPDFファイル形式で転送されるからです。
相手先へjFAXから割り当てられているFAX専用番号を伝えておけば、相手からFAXを受信したタイミングで自動的に受信データをPDFファイル形式で受け取れます。
確認したい時にまずはデータとしてFAX内容を出先でも確認できるメリットがあるわけです。
積極的にjFAXを活用している場面は営業職
インターネットFAXを日常的な業務でフル活用している場面は、営業職が顧客とのFAXやり取りをクラウド化するタイミングが考えられます。
なぜなら、取引先から受け取る見積もりに対して、発注書や請求書といった書面のやり取りをFAXで行う慣習が営業の場面では多く見られるからです。
また、出張先で追加の資料が必要になった時に、jFAXを利用すれば商談中に追加の資料をjFAXで送付してもらうことも出来ます。
jFAXのカスタマーサポート体制はビジネスに特化
テクニカルサポートとしてメールと電話の両方で受け付けしています。
日曜祝日を除く平日9時~17時が電話対応可能な時間帯であって、メールサポートに関しても電話対応可能な時間帯に順次返信します。
jFAXの利用者はビジネス目的が大半を占めているので、平日の昼間という限られた時間内でテクニカルサポートを電話でも受付可能です。
メール対応に関しては24時間常時受け付けとなっていて、返信は平日昼間に随時対応します。
jFAXの解約方法は2段階の手順が必要
jFAXでは誤って解約されてしまわないように、解約手順は電話連絡により本人のみが行える仕組みを採用しています。
jFAX会員サイトに入り、ヘルプ項目から解約連絡専用番号を確認して、専用ダイヤルへ電話連絡して解約申し込みを行わなければなりません。
一度解約を行うと同一FAX番号の再取得が出来ないことから、名刺にFAX番号を印刷している事例を考慮して最終解約意思確認を電話のみで行っています。
特に複数の社員でjFAXアカウントを共用利用する場合などは、担当者以外が勝手に解約できないように電話連絡による解約のみに制限しているわけです。
jFAX以外のインターネットFAXサービスと比較してみよう
インターネットFAXには、利用目的に合わせてビジネスに役立つ機能の有無でjFAX以外にも様々なサービスが提供されています。
東京03以外の全国47都道府県のFAX番号を取得したい場合には、eFAXを選ぶことも可能です。
また、PowePointのファイルを添付してFAX送信したいならば、InterFAXを使うという選択が視野に入ります。
一方、FAXの受信のみしか利用せずに送信機能を使わないならば、月額料金無料のD-FAXという選択も有効です。
インターネットFAXを選ぶ際には、FAX番号としてどのような局番を選択肢に入れられるのかという違いや、FAX送受信条件の違いを考慮して適したサービスを選ぶ必要があります。