インターネットFAX、Toonesが良いか、eFaxが良いか?
ToonesのほうがeFaxより優れている点としては、ナンバーポータビリティー対応が挙げられます。
eFaxではナンバーポータビリティーには対応していませんから、FAX番号が変わってしまいますが、Toonesならば現在使っているFAX番号をそのまま使えます。
ただ、これは既存のFAX番号を流用したい場合で、新規にFAX番号を取得する場合には、問題になりません。
efaxよりToonesが優れている点
また、Toonesでは月額基本料金の最低額でもeFaxより優れています。
FAXの受信も送信も全くしなければ、Toonesは毎月498円ですが、eFaxは毎月1620円かかります。
さらにToonesは解約しやすさでもeFaxより優れています。
eFaxではカスタマーサポートに電話をかけないと解約できませんが、ToonesならWebサイトから解約手続きができます。
eFaxがToonesより優れている点は、取得できる番号の豊富さです。
一方、eFaxのほうが、Toonesより優れている点としては、取得できる番号の豊富さが挙げられます。
eFaxでは東京、大阪、京都など日本全国の57都市の市外局番を選択可能になっています。
希望すればアメリカ、イギリスなど海外の番号を取得することもできます。
それに対し、Toonesでは海外の番号は取得できませんし、日本の市外局番も7種類しか用意されていません。
また、eFaxはFAX送信の最低単価でもToonesより優れています。
eFaxなら1枚あたり10円ですが、Toonesでは少なくとも13円かかります。
さらに、eFaxはスマホでの使いやすさでもToonesより優れています。
eFaxにはスマホ専用アプリが用意されていて、FAX受信も送信もアプリだけで実行できます。
しかし、Toonesではアプリは用意されておらず、メール機能を使ってFAXの送受信をしないといけませんし、PDFビューワーを自分で用意しないといけません。
eFaxとToonesどっちが良い?
総合的に見て、インターネットFAXでは、ToonesよりもeFaxを利用したほうがよいでしょう。
eFaxのほうが送信単価が低いので、急にFAXを大量に送信しなければいけなくなっても安心です。
また、スマホ対応が充実していますから外出先でもFAXが使えるというインターネットFAXならではの利点が十分に活かせます。
ただ、普段はFAXの送信も受信もほとんどしないので、いざというときにFAXが使える状況を用意できていれば十分だというのなら、最低月額料金の低いToonesを選んだほうがよい場合もあるでしょう。
Toonesは電子メールを使ってFAXの送受信ができるようになるサービスです
Toonesは、株式会社Karigoが運営している有料のインターネットFAXサービスです。
Toonesを使えば、FAXの送受信をFAX機を使わずに電子メールで行えるようになります。
Toonesでは、FAXをPDFデータとして送受信できるようになるだけでなく、一斉に最大3000番号まで一括してFAXを送信できるようになるのが特徴です。
また、メールアドレスさえあれば利用できるので、パソコンでもスマホでも、どんなOSでも利用できるのも特徴です。
Toonesは、初期費用が1050円かかります。
Toonesを利用するには初期費用が1050円かかります。
また、月額料金も必要になり、498円、798円、980円の3コースが用意されています。
さらに、FAXを1枚送受信するごとにコースによって0円から50円の費用がかかります。
Toonesに申し込むには?
Toonesを申し込むには、まず、Toonesのアカウントを作成する必要があります。
アカウントを作成したら、次にToonesポイントを4000ポイント以上購入する必要があります。
1ポイント1円で、銀行振込かクレジットカードで購入でき、ポイントはToonesの料金支払いに使用できます。
最後に、Toonesにログインした状態で、インターネットFAX申し込みボタンを押すとサービス利用開始できます。
Toonesを解約するには?
利用してみてToonesが気に入らなければ解約することもできます。
解約するにはToonesのサイト上のサービス解約申請ページから必要な情報を入力の上で送信すればOKです。
Toonesのメリットは、FAX機の必要がなく、メールで着信に気付くことができることです。
Toonesを導入すると様々なメリットがあります。
まず、メールでFAXの受信に気がつけるようになりますから、迅速なFAX対応ができるようになります。
また、Toonesでは専用のFAX機を購入する必要が無いので初期投資の節約、オフィスのスペースの節約にもなります。
ToonesのFAX一斉送信機能を活用することで、効果的な宣伝ができるようになるというメリットもあります。
Toonesのデメリットは、外部の組織が管理するサーバーを介してFAXの送受信をすることになるので、情報漏洩の危険性があります。
ただ、Toones導入によるデメリットも無いわけではないので注意が必要です。
まず、もしToones側でサーバーダウンなどのトラブルが発生してしまうとFAXが利用できなくなるリスクがあります。
また、操作ミスによって大量にFAX送信してしまい多大な料金が発生してしまう可能性もあります。
さらに、外部の組織が管理するサーバーを介してFAXの送受信をすることになるので、情報漏洩の危険性が高まるデメリットもあります。
総合的に良いサービスですが、もっと良いインターネットFAXにefaxがあります。
スマホやタブレットを使って、外出先でもすぐにFAX受信に気づけるようになる「Toones」
ToonesはインターネットFAXサービスのひとつです。
Toonesを使えば、専用のFAX機や電話回線を用意すること無く、インターネットとPCを使ってFAXの送受信ができるようになります。
Toonesの運営は株式会社Karigo
Toonesは株式会社Karigoが運営しています。
Karigoは中小企業支援を目的として、インターネットFAX以外にも、
- グループウェア
- レンタルオフィス
- 電話代行
といった事業を手がけています。
なお、Toonesはツーネス、Karigoはカリゴと読みます。
インターネットFAX「Toones」の特徴
ToonesではFAXの送受信をメールアドレスを用いて行うのが特徴です。
FAX受信の際は、FAX内容がPDFに変換され、メールの添付ファイルとして登録したメールアドレスに届きます。
FAX送信の際は、まず、送り先のFAX番号を件名に書き、送りたいFAX内容を本文に書いたメールを作成します。
そのメールを登録したメールアドレスからFAX送信用のメールアドレスに送れば、メールで指定した通りのFAXが相手に届きます。
詳細な内容のFAXを送りたい場合は、送りたいFAX内容をPDF化して、メールに添付するという方法も利用できます。
このような送受信の仕組みなため、メール機能が備わっていれば、PCだけでなくスマホ、携帯、タブレットでもToonesは利用可能です。
OSの種類に関しても制限はありませんからWindows PC、Mac PC、iPad、Androidタブレット、iPhone、Androidスマホなど何でもOKです。
ただ、ToonesではPDF閲覧用のサービスやアプリは提供していません。
そのため、受信したFAXの内容を確認するには、PDF閲覧可能な環境を自分で用意する必要があります。
PCならPDF閲覧に支障は無いでしょうが、スマホ、携帯、タブレットでは機種によってPDF閲覧機能のあるものとそうでないものがありますから注意しましょう。
Toonesを利用するには?
Toonesを利用するには、まずToonesのWebサイト上でToonesアカウントを作成する必要があります。
作成したアカウントでToonesのWebサイトにログインし、インターネットFAXの申し込みをすれば、すぐに利用できるようになります。
なお、お試し期間は存在せず、すぐに料金が発生しますから注意しましょう。
Toonesで取得できるFAX番号
Toonesでは通常、Toones側が用意してくれたFAX番号を利用することになります。
市外局番は東京、愛知、大阪など7つの地域から選べます。
050から始まるIP番号を選択することも可能です。
もし希望すれば、今、自分が使っているFAX番号をそのままToonesで使用することもできます。
ただ、その場合、番号ポータービリティー工事が必要となり、時間と料金が余分にかかります。
Toonesに関する料金
Toonesを利用するには初期費用として1050円がかかります。
また、FAXの送受信枚数によって決まる送受信料金と、月額基本料金もかかります。
3つのコースがあり、コースによって基本料金と送受信単価が異なります。
適切なコース選択をすれば、月10枚FAXを送信する場合は毎月998円、月300枚FAXを送信する場合は毎月4880円の料金となります。
もしもToonesの利用開始後、Toonesの利用をやめたくなったなら、Webサイトからいつでも好きなときに解約手続きができます。
解約の際に手数料や違約金が発生することはありませんから安心です。
Toonesを導入する場合の最大のメリット
Toonesを導入する場合の最大のメリットは、外出先でもスマホやモバイルを使って、すぐにFAX受信に気づけるようになることです。
また、スマホ、タブレットでのFAX送信も可能ですし、簡単な内容の返信でよいのなら、FAX受信に気づいたその場ですぐに返せるようになります。
顧客からの問い合わせに迅速に対応したいと考える企業においては導入のメリットが大きいでしょう。
ただ、Toonesを導入すると、メール送信という簡単な操作でFAX送信が可能となりますから、誤送信のリスクが高まります。
また、もしもPCやスマホがコンピューターウィルスに感染していれば、顧客におかしなFAXを大量送信してしまう可能性もあります。
Toonesを導入するなら、従業員にセキュリティ対策を徹底させておくべきでしょう。