寿司屋の昔気質の人間は、まだまだメールよりFAXです
私は寿司屋を営む夫の実家に嫁ぎ、女将として働いています。
私の仕事は接客や調理補助の他、在庫管理をして、翌日の発注数を決め、取引先に注文のFAXを流します。
魚だけでなく、酒、米、梱包用品、店舗用品など、ほぼ全てFAXでの注文です。
この時代、メールでの発注が当たり前かと思いきや、まだまだ電話やFAXを使う小売店は多いと聞きます。
寿司屋がFAXを重用する理由
その理由はまず、経営者世代、60〜70代はメールはとても面倒なもの、と思っています。
そして実態がないため、イマイチ信用していないのです。
形に残らないという店では電話もまた然りで、FAXなら送った側も送られた側も形に残ります。
電話でありがちな言った言わないのトラブルが回避できるのです。
寿司屋でのFAXは、1日10枚前後
一日に送るFAXは各取引先一枚でだいたい10枚前後です。
こちらが受信することはほとんどありません。
もっぱら送信専用になっています。
うちのFAXは電話複合型です。
以前使っていたものがいよいよ壊れて、最新の、しかし取り扱いが簡単なものにしました。
FAXにかかる1ヶ月の費用
FAX単体での電気代はわかりません。
通信費は電話代と合わせても3000円くらいです。
インクは2年前に電話機を新しくして以来替えていません。
FAX単体で一ヶ月にかかる費用は2000円位ではないかと思います。
FAXで必要なのは液晶で内容を確認できる機能
よく使うFAXの機能は「送信」です。
ごくたまに、融資関係の広告を受信してしまい、プリントする他に、メニューをスキャナでコピーしたりもします。
改善してほしい機能はそうですね、正直、融資関係の広告をプリントするのは受信時間も用紙代も勿体無いと感じています。
なので、一部のFAXには既にある機能のようですが、FAXの内容を一度液晶に表示して、必要がないと判断したものはプリントせずに済めばうれしいです。
メールでFAXの送受信ができるサービスがあるというのは知りませんでした。
使ってみたことがないのでなんとも言えませんが、メールをそのように使えるスキルがあれば、FAXをせずメールをすればいいのでは?と思いました。