住宅ローンセンターでのFAX、シンプルな仕組みだから、令和の時代でも健在
銀行の住宅ローンセンターで勤務しています。
提携している不動産会社から住宅ローンの申込を受け、審査・住宅ローンの貸し出しをするのが主な業務です。
住宅ローンの審査には、大量の書類を提出してもらう
住宅ローンの審査には、
- 免許証・保険証などの本人確認書類
- 源泉徴収票・確定申告書などの収入関係書類
- 売買契約書や謄本・物件の図面などの物件書類
といった大量の書類を提出してもらう必要があります。
自分の勤務している銀行では内部の人間の情報流出、外部からのサイバー攻撃を防ぐ目的からか、あるいは古めかしい社風からかは定かではないですが、メールを使用した書類提出を一切受け付けていません。
なので、書類は直接の店頭受け取りか郵送、またはファックスでの提出しか認めていないのです。
住宅ローンセンターから離れたところにある不動産会社は、必然的にファックスで書類を提出することとなり、毎日のようにファックスの送受信が発生することとなっています。
ファックスを利用していて不便なこと
ファックスを利用していて不便なのは、受信したデータが印刷物として出力されるのが1枚1枚なので、すべての書類を出力し終わるのに時間がかかることです。
また、受信データ量に上限があるので、受信が集中すると先方から「ファックスが送れない」という問い合わせを受けることもしばしば。
割と、不便さを感じます。
FAXのメリット、メール置き換えが不便と感じる部分
一方で、ファックスは非常にシンプルな仕組みです。
なので、書類を受信できさえすれば、勝手にファックス機から紙として出力されてくるところは利点だと思います。
メールでファイルを添付して受信したり、送信したりするときには、いちいちパスワードを設定し、テストメールを送らないといけないので案外手間がかかります。
データでしか受信ができないので、受信したデータをプリントアウトするのにそれなりの時間がかかります。
自分の仕事では、書類はすべて紙ベースで打ち出して、書き込みやマーカーを塗る必要があるので、その点はファックスの方が便利だなと感じています。
自分は外出先でファックスの送受信をすることはありませんが、相手方の不動産会社の中には、外出先でファックスの送受信をしているところもあるようです。
ファックスは専用機
ファックスは専用機として使用しています。
メーカー:Canon Canon L4800 キヤノフアクス 3195B001 です。
紙の出力スピードがもっと速くなってほしいこと、大量受信できるようにしてほしいことを希望しています。
令和の時代、スマホやタブレットでファックスを送受信できるサービスはビジネスに必須だと思いますし、自分も機会があったら使用したいです。