NTT西日本のFAX料金を、アナログ回線・ひかり電話それぞれのケースで解説
FAXは、電話回線を通して文字などのデータを送受信するシステムです。
電話と同じ回線を利用します。
なので、基本的には固定電話で通話する時と同じように、送信時に電話料金がかかります。
NTTで従来型のアナログ回線でFAXを利用する場合
従来型のアナログ回線を使用してNTT西日本の加入電話でFAXの送信を行う場合は、月々1595円から3025円の基本料金が必要となります。
これは
- 電話サービス取扱所の等級
- 住宅用か事務用なのか
- 加入プラン
によって料金が変わります。
「住宅用」と「事務用」の違い
「住宅用」と「事務用」の区分です。
これは設置場所に関わらず、自宅内であっても、事業者として利用する場合には事務用の料金が適用されます。
住宅用の利用では、通常の加入電話の場合の月額料金は、取扱所の等級によって1595円から1870円。
事務用で利用の場合は2530円から2750円となっています。
施設設置負担金の伴わないライトプラン
また、施設設置負担金の伴わないライトプランというプランもあります。
こちらは初期費用がかからない代わりに、通常の加入電話より月額使用料金が高くなっています。
住宅用の利用でライトプランの場合の月額料金は、取扱所の等級によって1870円から2145円。
事務用で利用の場合は2805円から3025円となっています。
NTT回線でFAXをした場合の通信料金
通信料に関しても、通常の電話による音声通話の通信料金と同じシステムになっています。
FAXを送信する場合では、通話時間ではなく、送信にかかった時間によって通信料が変動するようになってます。
通信料は3分間で、9.35円から88円です。
これらは音声通話と同じように、送信相手との「距離」や「時間帯」によって変動します。
NTTでFAXを利用できる通信回線プラン「ひかり電話」
また、NTT西日本でFAXを利用する際にもう一つ選択できる通信回線プランとして、「ひかり電話」というものがあります。
ひかり電話とは、NTTのフレッツ光を利用したIP電話です。
アナログ回線を利用した加入電話と違い、デジタル化した音声で通話できるサービスです。
こちらの回線でもFAXの送受信が可能です。
利用料金はフレッツ光の月額利用料にプラス550円という料金です。
また、通信料は3分間で8.8 円です。
NTT西日本でFAXを利用するなら「ひかり電話」が割安
このようにNTT西日本でFAXを利用する際には、アナログ回線・ひかり電話それぞれの通信方法があります。
月額の基本使用料金を比較した際に、ひかり電話の方が割安になっているのがわかります。
それに加えて通信料も、ひかり電話の方が全国一律料金で安くなっています。
遠方にFAXを送信する場合でも通信料を気にする必要がなくなるのは大きなメリットと言えます。
また、初期費用の施設設置負担金も、アナログ回線の場合は37800円が必要となっています。
が、ひかり電話の場合は工事費が1100円となっていmさう。
初期費用の面においてもひかり電話でFAXを利用する方が割安になっています。
以上のように、これからNTT西日本でFAXする場合は、ひかり電話を利用するのが料金的に大きなメリットがあるのでおすすめです。