FAXサーバーはPCでFAXの送受信をできるようにするサーバーです
FAXサーバーとはFAXの送受信処理をPCでも利用可能にするためのサーバーのことを言います。
例えば、FAX送信処理であれば、PC上で送りたいファイルを選択することで、電子データのままでFAXとして相手側に送ることができます。受信も同様で、送られてきたFAXを電子データとしてPCで受け取ることができます。
FAXサーバーを構築するためにはサーバーとなるコンピューターとOS、そして、FAXサーバー化するソフトが必要となります。ソフトとハードの両方の準備が必要ですから、ある程度の技術と資金が必要になります。
FAXサーバーソフトとしては、他社製品との連携がスムーズにできるDEFACT FAXサーバー、ナンバーディスプレイへの対応が長所のSTARFAX Server SDK、富士通の帳票システムとの連携が強みのFaxFactoryなどがよく知られています。
FAXサーバーの利点は何と言ってもペーパーレス化が実現できることです。
紙代が削減できますし、紙を取り扱う時間が減り業務が効率化できます。また、システムでFAXの送受信を管理できるようになるので、大量のFAX送受信も可能となります。
似たようなサービスとしてはefaxがありますが、efaxの場合はFAX送受信の際に他社のサーバーを経由することになります。FAXサーバーであれば自社内でシステムが完結するためにセキュリティに強いというのがメリットになります。
確かにefaxの方が導入の容易さや、初期費用の安さなどというメリットはありますが、情報流出のリスクを考えるならFAXサーバーの方が魅力があると言えます。
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