電話番号とfax番号が同じだと同時に使えないというデメリットを知っていますか?
皆さんの家では、電話番号とfax番号が別々になっているでしょうか?
同じ番号を使っているでしょうか?
まずは電話番号とfax番号が同じことのデメリットとして、電話とfaxを同時に使えないということがあります。
例えば電話中にfaxを受けとったり送ることは出来ません。
また、faxを受信したり送信している間に電話がかかってきた場合は通話中となってしまうのです。
FAX回線と電話回線が同じ場合には、どうしたら良いのか?
この問題の解決方法ををみてみましょう。
まずは、現在主流となっている「ひかり電話」を利用している場合です。
この場合、オプションサービスである「マイナンバー」の申し込みをすることで、最大5つの電話番号の利用ができます。
ひかり電話の「マイナンバー」
基本料金は1つ番号を増やす毎に110円です。
初めて利用する時に工事での設定が必要となっていて1,870円が必要となります。
これに加えて、電話とfaxを同時に使うには、デュアルチャネル(ダブルチャネル) オプションの申し込みが必要となっています。
1つのひかり電話契約で2回線分の通話ができるサービスです。
オプションサービスである「マイナンバー」の申し込みとデュアルチャネル(ダブルチャネル) オプションの申し込み。
2つを申し込むことで電話とFAXの同時利用が出来るようになります。
アナログ回線の場合
次にアナログ回線の場合です。
この場合は、まず2つの電話番号を契約する必要があります。
そのため基本料、通話料、オプション料金は2回線分かかることになります。
コストが高くなりますが、メリットとして、すでに電話を利用している場合は利用開始までのスピードが早いことがあげられます。
ISDN回線の場合
続いてISDN回線を利用する場合です。
必要になるのは、モジュラージャックとターミナルアダプタ。
まずモジュラージャックとターミナルアダプタを繋ぎます。
電話機とFAX機はターミナルアダプタに接続することで利用できます。
ISDN回線を使うと、アナログ回線を2回線契約するよりは安くなります。
が、ひかり電話よりは高いのがデメリットです。
アナログ回線とISDN回線はサービス終了
以上3つを紹介しましたが、重要な注意点があります。
アナログ回線とISDN回線はサービス終了が決まっています。
2025年1月に終了作業完了が予定されています。
ですので、新しくFAX番号を取得しようとしている場合、緊急でなければアナログ・ISDN回線ではなく、ひかり電話がおすすめです。
もし急ぎで必要な場合は、ひとまずアナログ回線かISDN回線でFax番号を取得。
その後で固定電話とFAXを、ひかり電話に移行することをおすすめします。
アナログ・ISDN回線は月々の料金が高いので早めに手続きをしましょう。
ちなみにアナログ・ISDN回線で発行してもらったFAX番号は、ひかり電話に変更後も、番号はそのまま使えます。
そのほかに電話とfaxを分けるサービスとして「ダイヤルイン」というものがあります。
が、あくまで1つの回線で2つ以上の番号を使えるようにするものです。
なので、回線は1つということになり電話とfaxを同時に使うことは出来ませんのでご注意ください。