FAXは不動産情報のやり取りには欠かすことが出来ないツールです
私の勤めている不動産会社は都心部ではありますが、駅からも遠い住宅街の裏路地のビル内にある小さなオフィスです。
従業員は20人程度。
不動産全般を扱っております。
取り扱いは、貸事務所なので、営業が大半
多いのは賃貸事務所についてなのでです。
店内にはあまり接客スペースはありません。
営業さんが大半。
ほとんど外で接客をしてくるので事務所にお客さんが来るのは、相談がある方や、契約の時くらいなです。
うちの会社の主なお仕事内容
お店で取り扱っている物件は、オーナーさんから預かったり、売却依頼を受けているものが6割くらい。
残りは他社物件を仲介する形となります。
自社で預かっているものではないと紹介できないというわけではないです。
自社で預かっている物件を、他の不動産会社さんに仲介してもらうこともあります。
なので、図面のやり取りのためにFAXは欠かせないものです。
FAXの使用で圧倒的に多いのが図面のやり取り
FAXの使用で圧倒的に多いのが図面のやり取り。
これがないと仕事にならないのです。
FAXは役に立つと言うよりも必須のツールです。
レインズやATBBで探してやりとり
うちで扱っている物件はレインズとATBBという民間会社のシステムに公開しています。
自分たちが探す時もそこから探すのです。
お互いに目ぼしい物件がある時には、チラシを送ってもらうのが慣習になっています。
レインズには図面の登録が出来るのでそこから取れなくはない
レインズには図面の登録が出来るのでそこから取れなくはないのです。
が、メンテナンスがされていなくて、古い図面が載っていることもあります。
なので念のためにFAXで取り寄せます。
ATBBは簡易図面しか載らない
また、ATBBは簡易図面しか載らないです。
なので、しっかりしたものが欲しければやはりFAXでもらうしかありません。
もちろんメールで送ってくれる会社もあるのです。
が、やはりFAXが圧倒的に多いです。
業界の年齢層が理由でしょうか。
不動産会社さんはメールに苦手意識が
不動産会社さん、特にオーナーから物件を預かっているような会社ですと、高齢の方が多くメールに苦手意識を持たれているようです。
拒否されることもあります。
また、単純に手間どって送られてくるのが遅いということも課題なのです。
すぐに欲しい時にはFAXの方が便利です。
メールが苦手でない自分もFAX
私が送る時もメールだとそれなりに文面を書かなければなりません。
が、FAXならダイレクトでも良いような気がするので、FAXを優先しているところはあります。
FAXで問題な部分
ただFAXは、業者さんからのいらない図面やセミナーのお誘いなど、大して重要ではないものも大量に来ます。
その処理は課題です。
うちの会社では印刷前にパソコンで送られてきたFAXを確認出来るようにしています。
が、それでも全部チェックしないわけにはいかないので、かなり面倒です。
かといって全部印刷すると、かなりの量になります。
紙の無駄ですので、業務効率を悪くしています。
タブレットでサクサクとチェック出来たらもう少し業務の改善になる
アプリでタブレットからサクサクとFaxのチェック出来たら、もう少し業務の改善になるかと思います。
スマホなどでFAXの送受信が出来るのは便利だと思います。
ですが、便利すぎると大量に送ってくる業者が増えそうだというのは正直気になります。
外でFAXできたら便利ですが、増える情報をどうするか?が課題かと感じます。
私は事務の仕事です。
なので営業さんの代わりにFAXを送受信します。
そのおかげで、営業さんは電話一本で事が済んでいます。
なので、今のところはそのくらいの方が良いのではないかと個人的には思います。
インターネットFAXを使って、外でFAXのやりとりが全部できた方が便利ではあります。
が、手間をかけないと情報が溢れかえって余計に大事な情報が薄れる気がします。
古い考えかもしれませんが、FAXは今くらいのアナログの方が不動産業界には向いていると思います。