FAXモデムがあれば、パソコンからFAXを送れる標準ソフト、Windows FAX。
パソコンにFAXモデムがあれば、Windowsに標準装備されているアプリでパソコンからのFAXの送信・受信ができます。
標準ソフトを使うので、かかる費用は0円?です!
パソコンだけじゃなく、外出先やスマホ、メール転送がしたい、などの場合は、インターネットFAXのefaxを使う方が便利です。
パソコンからファックスを送信・受信に必要なもの
パソコンからFAXを送ったり、受け取ったりするのに必要なものは3つです。
- 電話回線
- FAXモデム
- FAX送受信アプリ
電話回線
まず、一般加入電話回線が必要です(IP,ひかりでもOK)。
FAX専用に電話回線を別に用意する必要は無いです。
FAXモデム
次に必要なのが、「FAXモデム」です。
会社などでFAXサーバがある場合はモデムは必要ありません。
昔のPCにはFAXモデムが付いていた機種が多かったです。
最近のデスクトップやノート型PCには殆ど付いていません。
もしPCにモジュラージャックが付いていて「PHONE」とあればFAXモデムがあると思っていいでしょう。
そこへ電話のモジュラーケーブルを差し込み最初の準備が完了です。
入るからといってLANケーブルのジャックに電話線を接続してもつながらないので注意しましょう。
FAXモデムがない場合は用意が必要です。
数千円単位から購入できます。
FAXモデムは、内臓式、USBの外付けタイプがあります。
内臓式は、PCのマザーボードに取り付ける手間がかかります。
USBポートに接続できるタイプなど外付け式のものが便利です。
ネットショップやパソコンショップで検索してみましょう。
FAXソフト、これはWindowsに標準で入っています。
さて、モデムに電話線を差し込んだらFAXソフトの出番です。
ソフトにも各種ありますが、Windowsには送受信できるWindows FAX という標準アプリがあるので、これならタダです.
アプリがある場所ですが、Winws10なら、
- [スタート]をクリック
- [すべてのプログラム]
- [Windows アクセサリ]
- [WindowsFAXとスキャン]
を選択します。
ウィンドウが表示されたら
- ウィンドウ下部の左側にある[FAX]をクリック
- 上部ツールバーの左側にある[新しいFAX]をクリック
- [FAXモデムへ接続]を選択
- 作成画面に沿ってFAXを作成
- 送信!
でFAXが送信できるようになります。
まずは知り合いなどにテスト送信してみて下さい。
パソコンからFAXを送信、受信するのは案外簡単です。
電話回線を追加する必要がある場合、外出先でもFAXが見たい場合は、efaxなどインターネットFAXを利用する方が便利だと思います。
ファックスをパソコンから送信するソフト、実は簡単な「WindowsFAXとスキャン」機能
仕事においてメールやLINEでやりとりするのは、もはや常識です。ただ、まだまだFAXが仕事上の取引ややりとりで利用されている現状があります。
これは必ずしもメールでデータを送信することが最良ということではなく、FAXの利用価値が現代で時代遅れなものではなく、コミュニケーション手段の重要なひとつであるといえます。それだけ多様なコミュニケーション方法が増えたということです。
そんな中で考えるのは、パソコンからパソコン、FAXからFAXというデータ移動の手段ではなく、パソコンからFAXに送信することはできないかということです。
これはあまり利用されていない方法ですが、ウィンドウズにはパソコンからFAX送信する方法が最初から組み込まれています。
そのFAX送信ソフトとは、「WindowsFAXとスキャン」です。
この項目だけは見たことがある人は多いのではないでしょうか。しかしあまり注目していなかった人も多いはずです。このウィンドウズパソコンからFAXを送信する方法を覚えておきましょう。
この方法が対応しているOSは、ウィンドウズXP、Vista、Win7、Windows8、8.1にも対応しています。
必要な機材やソフト・アプリですが、機材として、FAXモデムが必要です。USBポートからつなぐものが一般的です。これに電話回線をつなぐことでパソコンからFAXを送信することができるようになります。
インストールすべきソフトやアプリは特になく、ウィンドウズにもともと備わった機能を利用する方法なので簡単です。
かかる費用は、FAXモデムの機材費用だけでしょうか。費用的な負担も少ないのにあまり利用されていない方法なのがもったいないですね。