プレゼンのチャートの承認を取る為にアメリカにFAXをした体験談
私は外資系企業の日本支店に勤務していたので、アメリカの本社に何度もFAXを送信したことがあります。
私の仕事は財務会計で、四半期ごとの予算会議の為のプレゼンテーションチャートを作成することでした。
日本で会議を行う場合、直前までチャートを見直して数字やデザインを変更することが多く、直接仕上がったチャートをFAXでアメリカに送り、上司の承諾を得た上で日本サイドのマネージャーに渡していました。
FAXを送信したのは全て会社のFAXマシンからでした。番号入力は簡単で、「事業者番号 - 010 – 国番号 – 本社の番号」でした。
特に事業者登録をしていなかったので、一番安心なKDDを使用していました。本社はフィラデルフィアにあったので、実際の入力方法は「001-010-1-215-3XX-XXXX」です。
FAXはほぼ届きましたが、たまに混戦して途中で断線してしまったり、相手側の紙が足りなくて届かない時もありました。
海外のオフィスにFAXを送る際には、相手側が夜中の時が一番回線が空いていて送り易いです。
但しFAX用紙が足りなくて送信できないこともありますので、予めFAXを送ることを伝えておきましょう。
海外向けのFAXには必ずカバーシートを付けて送りましょう、受け取り側も仕分けがし易くなります。全ての用紙に連番を付けておく事も必要です。
ボールペンは消えてしまうことがあるので、マジックでしっかり書きましょう。また、用紙の頭の方は欠けてしまうことがあるので、ギリギリのものは少し縮小することがお勧めです。
FAXは自分には関係ないと放置されてしまうことがあるので、送ったら必ずメールで連絡をしましょう。