パソコン、スマホ、コンビニで!便利なFAXの送り方、使い方

パソコンを使ってネットで送信や受信できるFAXサービスや、便利なFAXの使い方をご紹介いたします。

ホテルの予約のためにスロバキアにFAXを送信しました

スロバキア経由でポーランドに仕事関係で行く用事があったので、ブラティスラヴァ市内で安いホテルを予約するのに、自宅からスロバキアにFAXを送りました。

私はチェコに短期間ですが留学経験があるので、チェコ語が話せます。スロバキアにはそれほど詳しくなかったのですが、かつては同じ国だったので、事情はだいたい同じであることを知っていました。

首都では大きなホテルは高いですが、現地の事情を知っていれば安宿はいくつもあります。

ただ安宿の場合、急に行って泊まれないこともあるので、事前に予約しておこうと思ったのです。現地到着が夜だったので、安全のためでした。

我が家ではインターネットの接続サービスでIP電話を導入していますが、確かIP電話経由で海外への電話はできない?という記憶があったので、普通にNTT回線での発信でFAX送信しました。

まず「0033-010」、次にスロバキアの国番号「421」、そしてブラティスラヴァの市外局番から0をとった番号「2」、最後にホテルのFAX番号「5***-****7」を入力しました。

欧米では電話番号の標記に「+421 2 ********」というふうに「+」という記号を使う習慣があります。近年は日本でも一般的に知られるようになってきましたが、この「+」に続く番号は国番号を表しています。

また、国番号を標記している場合、市外局番から「0」を引いて表しています。日本から電話をかける際にはこの標記のまま入力すればいいですが、現地に行って電話をかける際には国番号は必要なくなり、かわりに市外局番の頭に「0」をつけなければなりません。

しかし、我が家からのFAXは一発で届きませんでした。

最初は接続した感じがあるのですが、相手側からのピーヒョロロの応答がないまま切れてしまう、という現象が2度あったので、仕方なく電話をして「ファックスおくるぞ」と告げ、改めて送りなおしたら成功しました。

電話とFAXが切り替え式の共有タイプだったのです。

主要な国へのFAX送信ではあまりトラブルは発生しませんが、マイナーな国への送信にはいろいろトラブルがあります。

ホテルでさえそうです。旧式の感熱紙タイプのFAXを使っているところはまだまだ多く、回線事情も不安定です。送信には根気が必要なことも多く、できるなら現地の言葉が話せることが望ましいです。

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