FAXサーバーを導入すれば業務効率の改善とコスト削減を実現できます。
FAXサーバーとは、LANを経由してファクシミリのデータを送受信・保存するサーバーのことです。
送ったデータは電話回線を通じてFAXサーバーから受信者に届けられます。FAXの機能を仮想的に実現することができるため、近年では多くの企業が導入している傾向が見られます。
FAXサーバーの利点は、本来紙媒体であるFAXをペーパーレスに利用できる点にあります。FAXサーバーから送られてくるデータは電子メールを活用して画像データとして受信することもできるため、余分な印刷代がかかりません。
FAXのデジタル化により、会社の経費節約・業務効率アップに大変重宝します。
FAXサーバーを構築するためには、Windows、Linux系のPCサーバーやFAXモデムなどのハードウェア、サーバーライセンスなどが必要になります。
もちろん導入コストはかかりますが、そこまで大掛かりなシステムでもないため短期間での設置が可能です。
また、コンピュータにはFAXサーバー用のソフトウェアをインストールする必要があります。多くのソフトが流通していますが、シェア率の高さで選ぶなら、MultiPortFAX4Pro(MPF4)、STARFAX Engine、ライトニングFAXの三種類が挙げられます。
ちなみに、自らFAXサーバーを導入しなくても、他社のFAXサーバーで「インターネットFAXサービス」を利用するという手もあります。eFaxはその最たる例です。
しかし、FAXサーバーを自社に構築した方が重要な情報を管理しやすいというメリットがありますし、万一サーバーがダウンしてしまった時でも迅速に対応できる強みもあります。
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