ローソンのマルチコピー機でFAXをした時のレシートにインボイス番号が無いのは何故?
出先から必要なFAXをローソンのマルチコピー機でしたところ、その領収書にインボイス番号が記載されていませんでした。
なぜインボイス番号が記載されていないのでしょうか?
ローソンはフランチャイズなためインボイスの登録申請をしていない店舗もある
ローソンは、直営店を除いてフランチャイズ加盟店として営業しています。
なので、ローソン自体と運営会社が違います。
該当のローソンのお店を運営する会社がインボイスの登録申請をしていない場合は、インボイス番号がレシートに記載されません。
インボイス登録を本部が強制もできません。
なので、インボイス番号のないレシートが発行される場合があるということになります。
インボイス番号が記載されていないレシートを経費扱いするには?
インボイス番号が記載されていないと経費として計上できないです。
ただいくつかの特例が使えます。
少額特例
税込み1万円未満の少額な取引については、インボイスがなくても仕入税額控除を適用することができる「少額特例」という制度があります。
これを利用すれば、ローソンの複合機でFAXした際のレシートにインボイス番号が記載されていなくても経費に出来ます。
ただし、この特例は、令和11年9月30日までです。
以後は少額特例の適用はなくなります。
自動販売機特例
インボイス制度では、3万円未満の自動販売機や自動サービス機からの商品の購入等については、インボイスの交付義務が免除されています。
「自動販売機特例」と言います。
このような取引については、インボイスの保存が不要です。
また、一定の事項を記載した帳簿のみの保存で仕入税額控除を受けることができます。
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